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こども部屋改良中 続き

以前に書いたピヨちゃんのお部屋改良計画ですが、

相変わらずゆっくりと進行中。



まず、バスケットを買ってようやく洋服たんすの中が整理できた!

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このたんす、大きいのはいいけど細かい仕切りがなかったので

内部がすぐにごちゃごちゃになってしまったのがすっきり。






ひとまわり大き目のバスケットにはおもちゃ類を詰め込んですっきり収納・・・




ん?




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おもちゃ全部出して自分が入ってる場合じゃないでしょ(怒)!




靴下類を入れているたんすの引き出しのほうはまだ仕切りの問題を解決できていない上、

開くやいなや、ピヨちゃん片端からいじって出そうとする。

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中身を全部押しこんでから両手で引き出しを閉めるのもうまくなったけど。







小さなテーブルと籐のいすもペイントできた。

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テーブルの水玉、ステンシスルにしたら、との助言に耳をかさず、

白く塗った上に丸いスティッカー(自作)を貼り、

上からピンクをぬってスティッカーをはがす、という机上の空論が見事玉砕し(笑)

結局また上から塗って仕上げた。


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苦戦中。トナちゃんが面白がって激写!



はじめからフリーハンドで塗っていけば簡単だったかも(涙)。



このテーブルと藤いすはペアにするつもりではなくて、

テーブルの高さに見合ったいすを見つけたいと思っているけれど、なかなか難しい。

このテーブル、ちょっと高め。

それに脚に曲線がついているから、ZARAやIKEAで見かけたシンプルな直線いすはそぐわない。

だいたいの場合、テーブルといすとはじめからセットになっていることも多いし。



今のところはとりあえず、

ピヨちゃんこの組み合わせを気に入って使っている。



託児所から帰ってきてすぐ、いすに座るピヨちゃん。

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上着(レインコート兼ウィンドブレーカー)とテーブルが絶妙にマッチしているけど

いっしょに持って歩くわけにはいかないね(笑)。



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最高のレストランは身近に -イタリア旅行記 14


もうすっかり行きつけになったカフェにてお茶。

いつものお兄さんはお休みだったけど、代わりのお姉さんはクッキーをサービスしてくれた。

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お昼は初めて地元の中華レストランをためしたものの、

ピヨちゃんは片時もじっとしていないし、陶器のレンゲは壊すし

味もいまいちで散々だった(涙)。

(いいと言ってくれたけど、チップも余分に置くことに・・・ほとんど食べられなかったのに 涙)






疲れ果てた私達は、

「もう外に行きたくない!夜はホテルのバーで軽くサンドウィッチでも何でもいいから頼もうよ!」

と決めた。

アペリティフの後でバーのマネージャーに相談してみると

「何でも軽いものをお作りしますから、レストランのほうへどうぞ」

と熱心に勧める。

日曜夜とあってお客は誰もいないみたいだし、私達のためにわざわざ開けなくても・・・

と思いながら移ると、レストランでは私達のためにテーブルの準備も整い、

もちろんピヨちゃんのいすも用意されていた。


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イタリアではピヨちゃんの食事に苦労していて、

ピヨちゃん用に特別なものを頼んでも食べてくれないことが多かったので、

無難にシンプルなパスタとトマトバジルのソースを分けて食べられるよう、注文した。


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朝食をいつもとるレストランには

英語が堪能なとっても親切なマネージャー(ピヨちゃんと同じ年頃の娘を持っている)と

最初そっけなく見えたサブ・マネージャーがいた。

実はこのサブ・マネージャー、英語は苦手でフランス語が得意だったらしい。

マネージャーと英語でやり取りする私達に対してほとんど口をきかなかったのが

私達がフランス語を話すとわかったとたん、饒舌になりあれこれ親身になってくれた。





私のお皿から取り分けたパスタを

ピヨちゃんが食べるかどうか固唾を飲んで見守るホテル・マネージャー2人。

一口食べたピヨちゃんが満足そうにうんうん、とうなずいた途端、

とってもほっとした顔になって厨房に帰っていく姿が印象的だった

(私の反応は見なくていいの? 笑)。




ところで自家製と思われるこのシンプルパスタ、

その歯ざわり、コシ、添えられたソース、

どれをとっても今まで食べた中で最高の味だったといっても過言ではない。

軽く食べるつもりだった私達、

トナちゃんはサラダとパスタ、私はパスタとデザートのみだったけど、

どれもシンプルながら大変なおいしさ。

4つ星ホテルのダイニングにしてはお会計もさほどでなくて、

はじめからここで毎日食べればよかったと思ったほど。



イタリアのちゃんとしたレストランでは前菜2つに肉や、魚のメインを頼むべきで、

私達の頼み方はルール違反ともいえるわけだけれど、

そんなことにこだわらず、とにかく私達、特にピヨちゃんを喜ばそうとする

もてなしの心がありがたかった。



いつもの専属の遊び相手もついて、言うことなしのサービス(笑)。

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まだ若い彼は将来のマネージャー候補だろうか?





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[ 2009/05/30 16:45 ] イタリア旅行記 | TB(0) | CM(0)

海との邂逅 -イタリア旅行記 13

日曜もいいお天気。

フィレンツェやヴェネチアも足を伸ばせば行けない距離ではないけれど、

日曜はさらに電車がなくなり(汗)帰宅が難しくなる。

レンタカー、という手もあるにはあるけれど、毎日通勤していたトナちゃん、

もう遠出をせずゆっくりしたいというので

のんびりと過ごすことに決めた。

(今頃気付いたけどこの記録、イタリア旅行記じゃなく、滞在記でしたね。 笑)



まずは朝食。

ミルクのお湯をもらうため自分で魔法瓶を提げていくピヨちゃん。

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この日は「世界婦人の日」でホテルからもミモザとチョコレートのプレゼント。


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地元の魚市場のそば。

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ホテルのすぐそばの浜辺に行ってみる。

ピヨちゃんにとってははじめての海!


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私に貝がらを持って来てくれた!

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誰ですか、ホッペがお鼻より出てる、なんて言ってるのは!
そのとおりだけど・・・(笑)。


[ 2009/05/29 15:30 ] イタリア旅行記 | TB(0) | CM(0)

憧れのラヴェンナ -イタリア旅行記 12

出発は午後1時になってしまったけど

電車で20分のラヴェンナにはあっさり到着。



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最初の目的地はなんといってもサンタ・ヴィターレ教会。

そこでコンビネーションチケットを買ってその順路に従うと、

重要な見所をもれなく見られるようになっている。

苦労した石畳の道のりも、トナちゃんが乳母車を押してくれるとさすがに早い。



どんなに憧れだったか・・・。

ローマやフィレンツェほどメジャーではないけれど、

ビザンチン芸術を語るときに避けては通れない街ラヴェンナ。

美術書で見なれたイメージが実際に目の前に広がると感動を禁じえない。          

DSCN6266.jpg




フラッシュをたかなければ、写真撮影OKのところばかりだったけれど、

あまりの荘厳な美しさに写真を撮るのも忘れ、ただただ見つめ続けた。

だから次の2写真は観光絵葉書をちょっと拝借。


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(著作権はSALBAROLIに帰属)

豪華な宝飾品を身にまとうテオドーラ后妃の優雅な姿は

あまりにも有名なイメージ。







同じ敷地にあるガッラプラチディア廟の、

モザイクがちりばめられた宝石箱のような内部。

mosaic020.jpg
(著作権はSALBAROLIに帰属)





ダンテの墓をお参りしつつ・・・

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先日外部から見るしかなかったサンタポッリナーレ・ヌォーボ教会。

長いこと修復作業が続いていて内部のモザイクは見られなかったそうだけど、

ほぼ終わりに近付いていた。



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先日女友達のところに誘ってくれた例の同僚夫妻と落ち合う予定になっていて、

私達がほぼ見終わったところで、電話が来た。

数時間ですべて見て周った私達におどろいていた。

別にあわただしく周ったわけではないのに、順路に従うとかなり効率よく

見てまわれたのだった。





地元の人愛用のカフェに連れて行ってもらいお茶。

ロベルタ(同僚の奥さん)はピヨちゃんを連れてはテラス席などを廻り、

「まあ、かわいい、あなたの子?」

なんて、話しかけられるのを楽しんでいたようだ。

夫とはアフリカのハイキング旅行で知り合ったと言う彼女も

平日乳母車とローカル電車で動き回っている私に感心しきり(笑)。どうして?

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トナちゃんとお会計に。

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その後ミラノ・マリッティマに帰る途中

サンタポッリナーレ・イン・クラッセ教会に寄った。

ラヴェンナの中心から6キロほど。

ここにも重要なモザイクがあるのだが、車でなくてはとても行かれないところ、

とあきらめていたからうれしかった。



夜は彼女の実家近くの町で幼なじみ経営のレストランで地元の魚料理に舌鼓をうった。

それまでとりあえずどこかに入っては、とりあえず無難なものを試していた私達だったから、

地元の人の喧騒の中で味わう新鮮な魚料理、とても楽しめた。



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[ 2009/05/28 07:21 ] イタリア旅行記 | TB(0) | CM(12)

ちょっと不発のダンスパーティー

ちょっと前に(このブログではいつもちょっと前のことを書いてますが 笑)

シルヴィーのところで「ダンスパーティー」をするというので張り切って出かけた。

もちろん、昼間のカジュアルな持ち寄りパーティーで、

なんとなく踊ったりする程度とは思っていたけど、

それでも皆全然ダンスする気がないのには驚いた(笑)。

一応「ダンスパーティー」と銘うって集まっているんだから、

いきなり「タロット(トランプの一種)しよう」、とかいわずに少しは努力してみてもいいんでは・・・?




やる気満々だったのは、10人くらい集まった中でも若いほうの、

私とエマとピヨちゃんだけ(笑)。




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エマ(右)は張り切ってこんなセクシーな衣装で来たのにね・・・。






そういえば、もう一人、誰かが連れてきた若い男の子。

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とっても気さくで、私にいろいろと話しかけてくれ、

ピヨちゃんにもすごく優しくしてくれたけど・・・

女ばかりの集まりで、ダンスは一向に始まらず、

居心地が悪くなったらしく早々に退散・・・。

かわいそうに。






全然人見知りをしなくなったピヨちゃんは大人気。

特に去年の夏の泣いてばっかりのピヨちゃんを知っているエマは

成長ぶりに感動してべったべた。

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いっしょに踊り狂うふたり。


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ピヨちゃんを抱えて踊る彼女。

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「重いけど大丈夫?」と心配したら

自閉症児の学校の教師をしているエマ、(服装からは想像つかない? 笑)

「私の受け持ちの5歳児に比べたらとっても軽いわよ!」 と頼もしい。






最近シルヴィーが編んでいるアームウォーマーを一人ではめて満足気なピヨちゃん。

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5月はじめだったけど、この日も寒い日だった・・・。




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このパーティーを存分に楽しんだのは間違いなくピヨちゃんでした・・・・。




[ 2009/05/25 19:30 ] 友人 | TB(0) | CM(0)

ピヨちゃんの乳母車

かなり以前から持っていた小さな乳母車。

押し方を見せてあげても一向に興味を示さなかったのが

うちに来たアンジェリーナちゃんがお人形を入れて押している後をくっついてまわって

ようやく押し方をマスター。

子供は子供から習うことのほうが多いらしい。





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ピヨちゃん、肩に力入ってる(笑)。

私の乳母車デビューを思い出すわ・・・。

それはそれは緊張しながら押したものです。

だってよその人にとられちゃうんじゃないか心配だったんだもん(笑)





フランスの女の子には

コロルというシリーズのいろいろな人種のある赤ちゃん人形と、

乳母車やベッドなど、実物顔負けの精巧な付属物をつかった赤ちゃんごっこが大人気。

この乳母車はそんなシリーズのものじゃなく、たまたま手に入れたものだけど、

おもちゃ売り場でものすごい数の赤ちゃんごっこの商品を見ると、

その商業主義にちょっと圧倒されてしまう。

一度集めだしてしまったらきりがないような気がする。



トナちゃんは、性差別のある玩具には反対だけど、

確かにフランスでは朝パパが通勤途中に子供を託児所に連れて行くことも多い。

スーツを着て乳母車を押すお父さん達を見ていると、赤ちゃんごっこやお料理ごっこは

女の子の遊びには限らない気がする。

彼は小さいころからなべに猫と庭の雑草を入れて料理(?)していただけあって

今でも料理が大好きだから、遊びの効果あり(笑)?








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ところでピヨちゃん、今じゃうちじゅう暴走してます(涙)。




レ・フリゴ 再び



日曜はフリゴへ。

去年も紹介しましたが      記事はこちら(リンク修正しました)
アーティスト達のアトリエが集まるところ。

そこのオープンディーに行ってきました。


前日に何度も念を押したのに、

「今日はこのままベッドにもぐりこむわ」と言うシルヴィーと

まださほど遅くない時間に別れたのに、

約束の時間にちかい午後1時過ぎに彼女から電話。

「もう疲れちゃって行けない・・・」


何でも帰り際に知り合いのバーを通りかかったら、

寄っていくように誘われ、帰ってきたのは夜中だったそう。

「来なきゃダメ!

今すぐベッドから出て、シャワー浴びるの!

このイベントは来る価値ある!

絶対いい刺激になるから!」


と強引に説得し、ようやく3時過ぎに待ち合わせた。

5時くらいには終わってしまうんではないかと心配したけれど

実は午後1時から9時まで。

さすがアーティスト、「ディー」の感覚が違います(笑)。



去年と違ってピヨちゃん連れでなかったから、

相当な数のアトリエをゆっくりと時間をかけて見て回れた。




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1階にはこんなインストレーション?

本物の機関車に映像を投射している・・・。

その規模にびっくり。

昔は鉄道運搬する貨物の保冷倉庫だったのだから縁はあるけれど・・・。







シルヴィーは

「やっぱり来てよかったわ・・・」と感心しきり。

中でもフリゴきっての有名アーティスト、パエラに会えて相当満足していた。

とっても温厚、柔和な人柄に私も感動。






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「お願い、撮って!」と彼のアトリエの隅でポーズをとるシルヴィー。

手にしているのは今度バザーに出すとか言う自分の手作りクッション?

どうせなら彼と記念撮影を頼めばよかったのに・・・。







私は同じアトリエスペースのこのアーティストの作品が面白かった。

ラッカーというマテリアルと、鯉というモチーフ、屏風というフォーマット。


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日本的情念を感じる・・・。



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でも日本の漆の技術で精密に制作したらもっと素晴らしい作品になりそう・・・

とつい思ってしまうのはやっぱり私のバックグラウンドが古美術だからか。








ところで数週間前からこの近くのモノプリ(スーパーのチェーン)では

このイベントの宣伝に一役買っていた。





ポスターを貼るとかそんなものじゃなく、





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実際にアーティストの作品をいたるところに展示(笑)!





いかにもスーパーにいそうな等身大のセキュリーティースタッフの絵を展示したり、

こんな自然に馴染んだコラボレーション、面白い。






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[ 2009/05/22 09:04 ] アート、展覧会 | TB(0) | CM(0)

ラ ニュイ デ ミュゼ


キリストの昇天を祝うためフランスでは21日の木曜日は祭日でした。

こういう場合、金曜に休みをとって長い週末にする人が多いのです。

これをフランス語で フェール ル ポン faire le pont と言って、

休みと休みの間に橋をかける、というような意味でよく使われる表現です。

トナちゃんも金曜に休みをとったので、もう週末。

今週は早かったわ(笑)。


ところで先週末はいろいろとアート関係のイベントがありました。

トナちゃんはあまり乗り気でなかったのでピヨちゃんをあずけてシルヴィーと行くことに。






まず土曜の夜は La nuit des musées 

多くの美術館が夜間オープンする、ヨーロッパ規模のイベントです。


去年は日本から帰ってきたばかりで行きそびれたため、

1度行ってみたかったのです。



シルヴィーと関心が一致しそうで、なおかつお互いにアクセスがいいところ、

ということでポンピドーセンターに行ってきました!


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有名なエスカレーターでどんどんと上へ・・・。



企画展の「カルダー」展を見ることで一致したものの、

後から知ったのは・・・・

普通はこのイベントの間は入場料がただになるのに、企画展だけは有料。

しかも普通の日も毎日23時までオープンしていたのでした。

あまり意味がなかった(涙)。

まあ、こんなイベントでなければわざわざ夜ひとりで美術館に行かないから

いいきっかけだったと思うことに。


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針金のシンプルな線で表現されるカルダー (1898-1976) の人物や動物は

とっても表情豊か。

影を巧みに使った展示法も効果的でした。



7時半くらいに入館したせいか人も多くなく、ゆったりと楽しめました。

広々としたスペースで、あーでもない、こーでもないと

批評しあいながら美術鑑賞できるのって理想的。


見終わってもまだまだ外は明るい・・・。

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近くのカフェで一杯やろうと(笑)出てみると・・・


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長蛇の列!!

早くに入ってよかったー!

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薄闇に光るエスカレータもなかなかのものでありました。




フランスでは2500の美術館がこのイベントに参加し、

訪問者数のトータルは1800万人にものぼりました。




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[ 2009/05/22 07:21 ] アート、展覧会 | TB(0) | CM(2)

冤罪

最近フランスで無実の罪によって16歳で収監され、

15年後ようやく不起訴となったディルスという人がメディアでとりあげられていた。

無実を勝ち取るまでの足跡を記した本を出版したためだ。

テレビに出演し、

冤罪そのものよりもいかにメディアによって怪物に仕立て上げられ追い込まれていったかを

熱弁する彼の論旨は明快、表現力、説得力に満ちていた。

収監中想像を絶するひどいいじめを耐え忍んだと言うが、

16歳の内気な少年が、刑事や検察官に脅されるまま

恐怖のあまり犯してもいない罪の自白に追い込まれ、

法廷でも自己の無実を表現するすべさえ持たなかったいきさつを考え合わせると、

長い闘いがいかに彼を鍛えたかを感じる。

ちなみに罪状は2人の少年の殺人だったが、真犯人と目される人物が見つかり、

国はディルスに100万ユーロの賠償金を支払った。





たまたまガーディアン紙でも英国における過去の有名な冤罪事件についての特集をしていた。

中には証拠不十分ゆえの不起訴など灰色のケースもあるのだが、

そのなかにサリー・クラークの名前を見つけた。

乳幼児突然死にかかわる有名な冤罪事件の主人公だ。




赤ちゃんを突然失った不幸な母親に追い討ちをかける虐待と殺人の嫌疑。

何人もの母親が法と医学の暗闇のはざまの犠牲になった。



母親になる前からこの裁判の顛末は非常な恐怖を私に植え付けた。

実際に赤ちゃんをこの腕に抱いて、このいとおしいものをいきなり奪いさるという

「乳幼児突然死症候群」という死神の鎌におびえたものだ。

たとえ生後1日でも1ヶ月でも、我が子の存在がいかに大きいかを知った私には

幸福の絶頂から不幸のどん底に突き落とされた上、

さらに警察の尋問、裁判をくぐりぬけねばならない母親の苦しみは想像するのも苦しいほどだった。






サリー・クラークは1964年に生まれた。

父親は警察幹部。

大学卒業後はロイズ、シティバンクなどで働き、弁護士と結婚。

その後、自らも弁護士を志し、仕事をやめて大学に入りなおし、弁護士の資格をとった。

夫とともにマンチェスターの法律事務所に入り、家も買い、子供を持つ準備も万端、

順風満帆の人生が始まるはずだった。




しかし1996年に生まれた長男が生後11週で突然死する。

夫の支えのもと何とかショックから立ち直り翌年次男を予定日より3週間早く出産。

だがこの子も9週間後に死亡し、彼女は虐待と殺人の容疑で逮捕される。






裁判の過程で乳幼児突然死症候群の権威、メドウ博士から「7200万分の1」説が提示される。

メドウ博士はこの症候群の遺伝性を認めず、

喫煙などの外的要因のないクラークのような家庭で複数の子供が死亡する確率は

7200万分の1と言ったのである。



ベンジャミン・ディスラエリ(19世紀の英政治家)のものとされる有名なことばに

「嘘には3種類ある。嘘と、真っ赤な嘘と、統計だ」というのがあるが、

これは統計に基づいたものですらなかった。

後に王立統計学会が異議を表明するのだが、

メドウ博士のこの主張は裁判の行く末に大きな影響を与えた。




もうひとつの曲げられた事実は

亡くなった次男からは自然死を示唆する細菌が検出されていたことだ。

この事実は検察側の病理学者によって隠ぺいされ、

他の医療系の証人にも、弁護士にも、警察にすら知らされなかった。




クラークに下された判決は有罪、終身刑だった。




夫は裁判の費用のために家を売り、法律事務所をやめて、

クラークの収監されている刑務所のそばに法律助手の仕事を見つけた。





2度目の控訴審で判決が覆り、クラークが釈放されたのは3年後、

勝利を喜ぶというには程遠い、あまりにも痛々しい姿が印象的だった。

子殺しという罪状、警察官の娘、弁護士という肩書き。

彼女は刑務所内で壮絶ないじめの的にされたという。





そして

彼女が自宅で死体となって発見されたのは釈放の4年後、2007年のことだ。

急性アルコール中毒による死だった。

出所直後から、夫は「彼女はもうもとのようには戻らない」と心を病んだ妻への思いを吐露していた。

子供2人を失った彼女に次々と向けられた冤罪の矢。

彼女はその打撃から2度と立ち直ることはできなかったのだ。





彼女の悲惨なケースは、しかし他の多くの母親を無実の罪から救うことになった。

クラークの釈放以来、いくつものケースが見直され、裁判がやり直されている。





いかに医学が進んだ現代でも、法の網が善良な市民を守っているようであっても

我が子を無事出産し、この手に抱く、

愛する人々と日常を何気なく暮らすということは

あたりまえに手に入る幸せではないことをつくづく考えさせられる。





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[ 2009/05/19 08:30 ] 最近のニュースから | TB(0) | CM(0)

伯父さま伯母さまとディナー

パリ在住のトナちゃんの伯母様からメールが来た。

ずいぶん前にディナーによんでもらった後で出したお礼のメールへの返事。



チュニジアに旅行したり、ブルゴーニュのほうのカントリーハウスに行っていたり、

あまりパリにいなかったらしい。

若くして結婚、出産してから大学で美術史を勉強したおば様とは

たまにいっしょに美術館に行くのが楽しい。

今まではピヨちゃん連れだったから、なかなかゆっくり鑑賞、お話もままならなかったけど。




「私もブロカントに行ってあれこれ買っちゃったわ」

と言う言葉とともにメールにいくつか添付されてた写真は・・・



たとえばこんなの。

gant2.jpg


ヴィンテージのディオールの皮手袋。

Dior 2


ブランド物をジャラジャラつける、なんていうタイプではないけれど、

ヴィンテージだから興味があるんだろうな。

私もそうだ。

ルイ・ヴィトンの現代のバッグには全然関心がないけど、

ヴィンテージの革張り旅行トランクを見たときは、本当にほしいと思った・・・。





・・・・ん?


ところでおば様、私のブログをしっかりチェックしているらしい(笑)。

日本語は読めないけど、写真から推測して

ブロカントやアルトギャルドリーについて書いてきたらしい。

トナちゃんファミリーで2人目の読者(1人目はもちろんパパ 笑)。




これがディナーのときの写真。

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ピヨちゃんはバッグや帽子など伯母様からいろいろプレゼントされていた。

彼らの娘カップルは「もうそろそろ孫の顔みせてあげなきゃ」なんて皆からひやかされていた。

もう付き合って大分長い彼らはこの夏ようやくいっしょに住み始めるそう。






これはトナちゃんの従妹(伯父さまの娘じゃなくて、伯父様やパパの弟の娘)とその彼。

DSCN6375.jpg


彼がパリで開催されていたサロン・デュ・リブル(本のフェア)にマンガ目当てで来ていて

伯父様のところに滞在中だった。

両方ともなりたてのお医者様。

顔よし、頭よし、性格よし、前途有望なピカピカ・カップル。


ピヨちゃんが並み居る男性陣(トナちゃんの従弟や別の従妹の彼など)をよそに

この彼にべったべただったのもわかる気がする(笑)。



ちょっとした家族のディナーでも

子どもたちやそのパートナー、いつも10人近くが集まって

伯父さまのところではとっても賑やかで温かい集まりになる。


出されるお料理もワインも素晴らしいものだけど、

いつもその温かな雰囲気のためにこの場にいられたことを幸せに感じて家路に着く。




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[ 2009/05/16 09:11 ] トナちゃん家族 | TB(0) | CM(0)

怒れないイタズラ


ピヨちゃんのおイタは毎日数限りなくって、いちいち怒っていられないほどだけど、

その中でも

かなーりかわいくて怒れなかったもの。





朝食後、ピヨちゃんを赤ちゃんいすから下ろして、

片付けなどでちょっと席をはずしたら・・・






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私のいすに登って、スプーンを使ってお気に入りのいちごジャムを賞味中。

瓶がほとんどカラだったこともあって、

余裕で写真を撮る私の前で



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「んもう、そんな ひなんがましい めで みないでよねー。

わかったわよー、やめるわよ。」

すました顔で蓋を閉めるピヨちゃん(笑)!



やめたのは底までなめつくしたからでしょうが!







またあるときには・・・

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我が家は玄関エリアの靴おきがオープンになっているもので、

ピヨちゃん、勝手に靴を持ち出してくることがあるんです。

最近のブームは私の靴をはくこと。

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「うふん、わるくないわぁ」


あーあ、また床ふかなきゃ・・・。





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自分で紐を結んでる !? ・・・訳はありません(笑)。

靴紐を思いっきり引っ張ったリするので

中途半端なところで固結びにされてたりして困ります。





また別の日には、お昼ご飯が待ちきれなかったピヨちゃん、

料理している私のそばで調味料をいじったり、いろいろしてましたが、

ふと気がつくと、お米を袋から出して(我が家には米びつなどという日本的なものがないのです)

炊飯器に入れてた!

自分でごはん炊くつもりだったの・・・?




そんなこんなで「怒れないいたずら」が日々増えていくのでありました・・・。




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そんなに食いしん坊だからそんなすごいお腹になっちゃうのよー(笑)。

[ 2009/05/14 08:10 ] ピヨちゃん | TB(0) | CM(2)

こども部屋改良中

「子供部屋は出産前に用意するもの!」

と周囲もトナちゃんも常識のように言うので

臨月間近に引越しを敢行したけれど、

引越しはすんでも部屋が整ったわけではなかった。



夏のヴァカンスシーズンをはさんでの引越し。

新しく買った家具類は全然届かず、

ピヨちゃんの衣類を入れるたんすも出産数日前にようやく届き、

もともと手伝いに来る予定だったトナちゃんのパパは

出産の翌日病院に顔を出すのもそこそこに、トナちゃんと組み立てに大忙しだった。

色を塗ったりしたのはピヨちゃんが2ヶ月近くになったころだろうか。

水溶性の害のない塗料を使いながら、左手でゆりかごを動かし、右手で塗ったものだった(笑)。



でも退院後すぐのときは私達といっしょに寝ていたし、

おむつがえもバス・ルームで。

ピヨちゃんの部屋はしばらく物置となっていた。


やがて自分の部屋で寝るようになっても、

ベッドと衣料たんす、オムツ替えスペース、

そんな基本から始まり、少しずつ少しずつ手を加えてきた。



ピヨちゃんはいつまで経っても私にまとわりつくばかりで

お部屋があってもそこで一人で遊ぶ、なんてとてもかんがえられなかった。

一人で遊ぶことはあっても、おもちゃを運んできては私のいる部屋に広げて遊ぶ、と言った感じ。

(必然的に台所に進出してくることが多い 笑)

それでもすこーしずつおもちゃも増えてきたし、自分の部屋という認識もできてきたみたいだから、

赤ちゃん部屋から子供部屋に格上げして、

遊びのスペースを充実させようと計画中。



木馬があると、やっぱり子供部屋らしくなる。

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バスケットの下の小さなテーブルは

古いものをトナちゃんのママが洗って下塗りしてからくれたもの。

これに色を塗る予定。

クリスマスにもらった小さな藤のソファは何色にしようか。




ついでにピヨちゃんの記念撮影。




ちょっとピヨちゃん、その樹の下に立って。



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「ここ?」

だんだん言うことをわかってくれるのがうれしいな(笑)。






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「こーお?」

いいね、いいね、そんな感じ。





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「こんな ぽーず どぉ?」

そこまでは頼まなかったけど、ま、いいか(笑)。




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また経過をおしらせしまーす。



陽だまりの広場 -イタリア旅行記 11

待ちに待ったイタリアでの週末。

本当は土曜も仕事で日曜だけあいているはずが

トナちゃん、仕事が片付いて土日休みがとれた。

毎日朝早くにひとり朝食をとっては出勤していたトナちゃん、

少しはゆっくりしたいね、ということで

親子3人ゆっくり朝食ビュッフェを楽しんだ。



同じホテルに宿泊中の同僚たちとは全然顔を合わさなかった。

きっとこの機会とばかり、朝早くから観光しているんだね、

うちはあくせくする必要ないね・・・

なんて余裕の出発をしたら・・・・・


やってしまった、またもや。

ここでのサバイバルのために、頭に叩き込んでおかなくてはならない鉄則、



朝10時の電車を逃したら、午後1時まで何もない


ってことを忘れていた。



忘れたというか、そう言われてもどうしても信じられなかった私、

(簡単に受け入れられる現実じゃないでしょう 笑)


前回の帰り際に駅の時刻表を見てたしかめるとなんと毎時間1本ある。

前回ラヴェンナ経由でフェラーラに行ったときに調べてもらったことなので、

きっと後の接続を考えると、この選択肢しかない、ということだったんだわ、と

都合よく解釈し、11時の電車に乗るつもりで駅まで行った。



でもおそらくイタリア語の小さなただし書きが、

11時の電車は

「4月から10月のオンシーズンのみ」とか何とか告げていたに違いない。




1時までぽっかり時間が空いてしまったけど、

イタリアではなんだか楽天的に成り行きに任せられる(笑)。

時間まで駅の付近を散策することにした。

幸い、ここにきてはじめての素晴らしい晴天。

何度も来た駅の周囲の広場も全く違う表情を見せ、

陽の光をたっぷりうけながらのそぞろ歩き、

ベンチでお昼を食べるのも楽しかった。




DSCN6254.jpg

広場の教会の前にはこれから結婚式をするカップルが到着したばかり。





DSCN6261.jpg

雨続きだったから、こんなふうにお外を歩くの久しぶりなピヨちゃん。





DSCN6259b.jpg

とっても稀な母娘のツーショット(笑)。





DSCN6257.jpg

地元の人からもいっぱい話しかけられた。






再び教会の前を通ったら・・・・



DSCN6263.jpg


参列者は教会の中に消え、

外ではライスシャワーならぬ、風船のシャワーが準備されていた。


青空の下に映える紅白のバルーン。

周囲にも、お天気にも祝福されて、幸福なカップルにちがいない。





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[ 2009/05/11 08:05 ] イタリア旅行記 | TB(0) | CM(0)

慣らし保育 続き

慣らし保育第2回目。

30分ほどいっしょにいてから30分ほどのお別れ。

お庭で遊んでいたピヨちゃん、うわっと泣き出す。

こんな涙の別れってはじめてだから胸にこたえました。

門の外に出てから垣根の陰からそっとうかがったのに、たちまち気付いたみたいであわてて去りました。

つらかった(涙)・・・。

大急ぎで30分後に戻ってみると、保母さんの一人が出てきて

「今おやつ食べている途中だからここで待っていてくださいね。

5分くらい泣いたけど、後は全然平気でしたよ。」

ホッとしながらそのまま玄関口のいすに腰掛けて待ちました。


DSCN6700.jpg




ピヨちゃんの声が聞こえるかな、と耳をすませていると、

「OO、ちゃんと席について!」

「OOO、おイタしないの!」

と子供達を注意する声がきこえてくるけどピヨちゃんの名前はない。

よしよし、食べ物もらえるんだからきっといい子にしているんだろうな(笑)。

おやつはパン・グリエ(トーストしたパン、というか乾燥させたパンで箱入で売っている)にチーズ。

そのうち、

「あ、ピヨちゃん、それはあなたのじゃないでしょ。」

・・・・・・・・

・・・びえーーーーん!!!

「わかった。わかったわ、もうひとつあげるから泣かないの!」


予想できすぎる展開・・・。

さっさと自分のを食べ終わったピヨちゃん、

もうひとつ(たぶん隣の子の? 汗)に手を伸ばし注意されたんでしょう。

普段あまり泣かないピヨちゃんだけど、

食べ物を(たくさん)もらえないのはこれ以上ないくらい悲しい出来事で、

それはもう耐えがたそうに泣くのです(笑)。



あとで保母さんに「おやつちゃんと食べてましたか?」ときいたら

(隣の子のとりましたか?とはきけませんでした 笑)、

案の定

「ちゃーんと食べましたよ、ええ、2人分位。」

とか言われましたー。







3回目には別離のときにじーんわりと泣き、

そんな泣き方を見るのも切なかったけど、でもすぐに気を取り直して遊び始めたそう。




そして4回目の慣らし保育では、

中から出てきた子達に「サリュー(こんにちは)」と話しかけるくらいの余裕の到着。

最初からぜーんぜん泣かなかったそうで、

「次からは2時間半くらい大丈夫ね。」と言ってもらえました。

泣き通しに泣いて、結局託児所通いを中断せざるを得ない子もいるというから、本当によかった。

ピヨちゃんは笑顔で楽しそうに遊んでいる様子。





迎えにいくと、「ママ! ママ!」

と私を指しながらうれしそうに皆に知らせ、

でも飛びついてくるんじゃなくて、まずいろいろなものを指しながらあーの、こーのと説明(?)。

たぶん、今日したことの報告なんでしょう(笑)。

それからキビキビと皆に

「おぶあー、おぶあー!」と言ってさっさと戸口へ。

きっちり要領よく働いて、決して無駄に残業しないタイプだわ(笑)。


行きも帰りも乳母車なしでトコトコと歩いていきます。

近くのところに入れられたのは大きい。

最長でも3時間くらいだから遠いと送り迎えで終わってしまいます。




待ったかいがあったわ・・・って本当に待ったんですよ。

最初に問い合わせたのは去年の7月。

そのときはここではなく近所の別の託児所で、

歩ける子以外は預からない、

と言われたので歩き始めるまで待ち、

秋に問い合わせると

待ちリストにのっているので空きが出たらこちらからすぐにお知らせします・・・

と言われ、

数週間のうちに答えがあるものかと期待しながら待ち(甘かった・・・)、

時々問い合わせの電話を入れても一向に埒が開きませんでした。

それでも何が何でもあずけたい、というほどではなかったのでズルズルと時は過ぎ、

今年になってからさすがに痺れを切らし今の託児所に問い合わせたら

1月末に空きが出るかもしれない

と言われ、

結局入れたのは4月・・・。

ちなみに1月に待ちリストに載せてもらったほかの託児所はもちろん、

最初の託児所からもいまだに何も言ってきません。




でも、ここにしてよかった。

最初の日に着いたとき、部屋の外からのぞきこんだだけで、

保母さんが

「あ、ピヨちゃんが来たわよ。みんな、新しいお友達のピヨちゃんよ!」

と言ってくれたのです。

ピヨちゃんの本名すごく覚えづらいのに、いかにも待っていてくれた感じがして、

子供のとき何度も不安に満ちた転校生になった私は本当に安心したのでした。





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慣らし保育

初の慣らし保育の日。

ママといっしょに1時間だけ滞在。

これについては全然心配していませんでした。

だって見学や登録などで連れて行ったとき、すぐに遊び始めて離れがたそうにしていたくらいだし。



でもピヨちゃん、いつになくシャイで、

どうやってみなと遊んだらいいのか、何をして遊んだらいいのか、戸惑い気味。

私はいすに座ってそんなピヨちゃんをながめつつ、

ピヨちゃんと同じ年頃の子をこんなにたくさんじっくり見られる機会はないので興味しんしんで観察。

すぐにそんなに余裕でいられないことに気付きましたが。

だって、子供達も新入りの保母さん(私)に興味しんしんで

いろいろ持ってきて相手になってもらおうとするの(笑)。



定員12人に、保母さんが3-4人。

手分けして世話をできるとはいえ、結構な数の手のかかる年齢の幼児がわらわらといるわけで(笑)

かなり大変なはずですが、ヌヌさんたちに比べたらずーーーっとやさしくこまやかに面倒を見てました。

一応0-3歳保育としているんですがピヨちゃんみたいに1歳半くらいの子が大多数。

この年頃でも結構中年ぽい顔している子とかいて面白いです。

そして中にはどう見ても1歳半くらいなのに、妙にセクシー顔した男の子までいるんです!

セクシーな赤ちゃん、って、どういうのよ?

と突っ込みたくなるあなた、わかります。

ええ、もう本当に独断と偏見ですがね。

まなざしがセクシーなんです!



フランスの赤ちゃんはまつげふっさふさの子が多いんですが、

この子は大きい目に下まつげまでかなりふさふさしてて、いや、そのかんじがイロっぽいです。

「ハムナプトラ (The Mummies) 」に出てた俳優さんにちょい似。

そうそう、ブレンダン・フレーザー。

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確かめに来ないでね(笑)。



で、この子私に色目を使うんですよ(←気のせい)。

いやー大きなウルウルした目(←泣いた直後と思われる)でじっと私を見つめてから、

にこっとかされるとかなりうれしくなっちゃいますねえ(笑)。

先日とある男の子がピヨちゃんにキスしたときにはかなり動揺した私なんですが、

こういう子なら同級生にいいかなあ、なんて。

ピヨちゃんに対してより私に愛想がよくて、

年上好みらしいのもいいです(って言うかオバサンキラー? 笑)。




そんな男の子のまなざしに新米ママがドギマギしているうちに、

おもちゃが散乱したテーブルは、保母さんの号令のもと、あっという間にかたづけられ、

保母さんがテーブルの上に用意したのは、小麦粉、オイル、塩。

おやつでも作るの・・・? と不思議に思って見ていると、

ボールの中にそれらを入れ始め・・・え、塩までそんなにどばーっと!?

そんなのうちのピヨちゃんには食べさせられませんからっ・・・



勇気ある保母さんはボールを子供達に順番に回してかきまぜさせていく。

だんだん生地が練りあがってくると、少しずつちぎって分配する。



実はこれ、パタ・セル(pâte à sel 塩の生地)といって、

フランスでは子供の遊びとしてとても一般的なものだそう。

子供のとき使った油粘土を思い出す。

あのギトギト感とにおいがとても嫌だったけど・・・

このほうがずっときもちよさそう。

こねて、伸ばして、型抜きして、本当にお料理するみたい。




でもやっぱり始めはそう簡単にはいきません。

ピヨちゃんにとっていすに座ってテーブルに着くというのはイコール「ゴハン」(笑)!

すでに食べる気満々のところへこんな食べ物らしいものを渡されたら当然口に入れる。

むんずとつかんで口に入れようとするのを止められて、

今度はうかがいつつほんのちょっと端をつまんで味見しようとする

(いや、ちょっとならいいとか、そういう問題じゃないですから! 笑)

塩をたくさん入れるのは粘りを出すためと、塩辛くして誤食を防止するためだそう。



こんな感じで1日目はあっという間に終わりました。

赤ちゃんいすにずっと座っていた私、背中とお尻が痛みました・・・。



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パリの託児

前に書いたと思いますが、パリの託児事情、なかなか厳しいものがあります。

クレッシュという公立の全日制託児所は両親フルタイムの共働き家庭でなければムリ。

半日託児所はアルト・ギャルドリーとよばれ、これは共働きでなくても入れられるものの、

なかなか空きが見つからない。

子供を預けられるような知り合いもなくて、

ちょっと医者に行くのにも、ムリに一緒に連れていくとか、トナちゃんに早退してもらうなど

とっても苦労していました。

でもアンジェリーナのママさんから紹介されて、

今年からピアノ留学中のえりさんにベビーシッターを時々お願いしていました。

とてもお安くやってくれているけれど、

今のところ仕事のためではなくて、歯医者とか勉強のためだから、そう長くはお願いできない。

「息抜きのため」なんて名目じゃ使えないし、長時間あずけるのもかわいそうかな、なんて。

それでも週1回数時間でもお願いできると、その日の、いやその週全体のつかれ具合が全然違います!

ピヨちゃんも集中してたっぷり遊んでもらえて満足そう。




そして最近はアンジェリーナちゃんと一緒に預かってもらうことがあり、

ピヨちゃんは同じ年頃の女の子(彼女が1歳お姉さんだけど)の存在に大喜び。

公園に置いて行くかたちになるので初回はかなり心配したけれど、

えりさんのことはよく知っているし、アンジェリーナちゃんとも初対面じゃなかったから、

ピヨちゃん、私がいなくなったのも気がつかないくらい遊びに夢中でした。

DSCN6400.jpg


えりさんに言わせると、ピヨちゃんのほうがずぅっと重いらしい。

身長はアンジェリーナちゃんのほうが高いのに、どうして? と思ったけど、

おなか周りと顔まわりのちがいかしら(笑)・・・?

DSCN6404.jpg

アンジェリーナとピヨちゃんと降りてくるえりさん。(私は乳母車運んでました 笑)

両手にこども・・・夢だわぁ(笑)。





DSCN6484a.jpg

迎えに行きがてらピクニックなどするのも楽しい。






私がよく行く公園では同じような顔ぶれの人を見かけるけれど、

これはママではなくていわゆる「ヌヌ」と言われる人たち。

資格を持っていて、自宅で私設の託児所を運営して複数の子供を預かっています。

特定の家庭に行って専属で子供の面倒を見る場合も多いですが、もちろんもっと高くつきます。

この人たちのコミュニティーができていて、

「例外的に本当のママ」の私はもちろん「ママ友」もできず、なんとなく疎外感・・・。

最近挨拶くらいはし合うようになったけど。



出産後再就職のママさんの抱える大きなディレンマ

「フルタイムのお仕事を探す前にまず、託児所をなんとか見つけたい」

でも

「クレッシュには現在フルタイムの仕事がないと申し込めない」

の解決方法としてはこのヌヌさんが挙げられます。


まだ仕事探しを始めることすらままならない私だけど、

必要になる日のことを考えてそれとなくこの人たちを観察してみると・・・・・

子供達そっちのけで、おしゃべりに興じちゃっているし、

おイタしたときだけ、それはもう容赦のないしかり方をしているし、

なんとなく自分の子を預けるのは心配・・・みたいな(笑)。

フルタイムで預かるとなったら母親と同じで、

そう四六時中かかりっきりっと言うわけにいかないのもわかりますけどね・・・。



そんななか、ピヨちゃん、ようやくアルト・ギャルドリーに入れることになり、慣らし保育が始まったところ。

一週間に半日が2回。

だから働きに出るとしたら道は遠し、結局他の方法を考える必要があるけれど、

とりあえず、母子ともに徐々に別離に慣れていくにはいいかもしれません(笑)。

ピヨちゃんの託児所体験談はまた次回!




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ピヨちゃん語進化録 1


以前から読書にはげんでいたピヨちゃん。

DSCN6421.jpg


・・・あの、それ上下逆ですが?



最近はもうちょっとまともに読むように(?)なり、

こんな記事を見つけては「るるっと!るるっと!」


DSCN6425.jpg


運動不足解消中の犬(笑)。



・・・そして、

「まま!まま!」と指差すものは・・・





これ





DSCN6423.jpg


・・・・・???

?????


や、やだわー、ピヨちゃん、

ママに全然似てませんけど? (←うれしげ)


脚くらいかしらぁ、似てるのって?(←大ウソ)






と、こんなふうに大変適当おうようなピヨちゃんですが、

最近、いろいろ言ってくれるようになりました。



ミヌミヌ minou minou  (猫のぬいぐるみ)

ヌヌ  nounous(クマのぬいぐるみ)

パッパ (パパのことじゃなくてプッペ poupée、お人形)

これらはピヨちゃんのベッドのお供なので

ひとつずつ点呼して確認しては自分で全部抱えてベッドに連れて行きます。

(ちなみにベッドも自分でよじ登って入ろうとします。)





ヤ・パ・ド~  y’a pas de ~ (~がない) この子達が一人でも欠けてるとこういいながら探してます。


もうひとつよく使う構文は

ヤ・プリュ・ド~ y’a plus de (~がもうない)


y’a plus de jus (ジュースがもうない)とか、

ここに好きな言葉を当てはめるだけで、お付の者によってすぐに補充がされるマジック・ワード。

赤ちゃんてなんていいご身分なのでしょう(笑)?



でも

セ・ボン、ノン? C’est bon, non? (これ、おいしーね、ね?)

ととっても感心したふうに言われると、料理するはりあいがアップです!



ごはんの後は「デジェー、デジェー」を連呼してデザートのおねだり。

最近、ヤオルト(yaourt = ヨーグルト)もかなりはっきり発音するようになりました。

手と顔をヨーグルトだらけにした後は

「マ・マン (ma main = おてて)」と言いながらバスルームでの手洗いを催促。




セ・ボー C’est beau !(これきれー、とか、かっこいー)

私の下着とかワンピースにこれを連呼してもらうとかなり気分が盛り上がります(笑)。

ちなみに最初に言ったのはトナちゃんの剣道のはかまに対して(笑)。

やっぱり両親のくすぐりどころを心得ているのでしょうか!?





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写真についてのコメントも計算ずくだったり・・・?








[ 2009/05/04 09:19 ] ピヨちゃん語進化録 | TB(0) | CM(4)

寂しい豪邸 -イタリア旅行記 10


仕事が終わって一緒に帰ってきた、トナちゃんの同僚とその奥さんとホテルのバーでアペリティフ。

広々としたラウンジにはあまりお客がいない。

ピヨちゃんがちょこまかしても気にならず、助かった。

DSCN6220.jpg



普段子供連れで飲みに行くなんて絶対考えられないけれど、

このホテルのバーには滞在中何度もお世話になった。

ワインのセレクションが素晴らしく、それなのに意外にも外のカフェとほとんど値段が変わらなかった。

おつまみにはオリーブやポテトチップスではなくて

1口サイズのフォッカッチャやサンドウィッチが出るので、

8時にならないと始まらない外のレストランに行くまでの間、

ちょっとアペリティフをして、ピヨちゃんにも食べさせるのに助かった。

バーのマネージャーはフランス生まれで完璧なフランス語を話した。

フランス語を話すがうれしいらしく、ピヨちゃんにクッキーを出してくれたりいろいろとサービスしてくれた。

サービスのあまり、ピヨちゃんのお水にグレナデンシロップを入れてくれる、

と言うのはさすがに断ったけれど。




同僚の奥さんロベルタはイタリア人で偶然にもこの近くの町の出身。

彼女にとって今回の旅行は普段よくする帰省のひとつ。

今回はだんなさんの出勤の関係から、実家ではなくこのホテルのすぐ近くの友人宅に滞在中だった。

DSCN6217.jpg


子供はいないけれど子供好きで親切な彼女には地元のレストランを紹介してもらったり、

滞在中ずいぶんとお世話になった。

この夜もアペリティフだけの予定が、話しているうちに

滞在先の友人宅で女友達を集めたカジュアルな集まりがあるからいっしょに来ないかと言ってくれた。

その友人には4歳の女の子がいて、同僚が唯一の男性としてお守り役にまわる予定だったので、

トナちゃんとピヨちゃんの参加を彼も熱心にすすめて、急遽おじゃますることに。

こんなふうにその夜の予定が急に決まってどこかに誘われていくのは久しぶりでうれしい。



車ですぐのところに着くと、広い庭、とっても素敵なお宅。

出迎えたのはまだ30代も前半と思われる、セクシーでスレンダーな美人。

最初は、やっぱり田舎のほうだから若くても大きいおうちに住めるのね、と漠然と思った私だけれど、

だんだん家の中を見ていくうちに、すごい豪邸だということに気付いた。

2間続きの広々とした居間。

ダイニングも別にたっぷりと取ってある。

2階には特別設計の広いバスルームが付いた主寝室のほか、

子供部屋、ゲストルームに、これまたとんでもなく広い多目的ルーム。

考えてみればここはパリ並みの不動産価格、と言う土地柄なのだ。




やがて女友達が5人、一斉に着いて急に賑やかになった。

女だけの気のおけないあつまり。

女主人があくせく働かなくてもいいように食事はテイク・アウェイのピザ。

そんな気軽さだから私達も飛び入り参加できたわけで、

学生の集まりもたくさん経験している私は最初全く違和感を持たなかったが、

この家の豪華なダイニング・ルームの席についてみると、

箱から直接食べるピザはなんだか少し寂しく感じられた。





やがて私はその寂しさはピザのせいではなくて、この家全体に漂うものだと気がついた。

そういえば、だんなさんはまだ仕事だろうか?と思い始めたころ、

彼女の夫はこの家に越してから間もなく他の女性と家を出た、ということを知った。

近々離婚が成立し、この家は売りに出される予定。

この大きすぎる家は少しずつ荷物を失っている。




よくある話ではあるし、

かなり羽振りのいいらしいだんなさん、慰謝料もたっぷりくれるようで、経済面での心配はない。

子供が隔週末ごとに父親のもとで過ごし、

自由な時間のある彼女には、もう地元でレストランを経営する恋人もいて

傷心というよりは新しい恋に輝いているようだった。





けれど夫と、離婚の原因となったその女性のもとにまだ年端も行かない子供を送るなんて、

かなり辛いことではないだろうか。

ピヨちゃんに夢中になって遊んでくれたその女の子だって、

だんだん事情がわかってきたらどんな思いをするか・・・。




豪邸は到底ムリな私達だけれど、

両親そろった温かい団らんだけは

ピヨちゃんにずっと、ずっと与えてあげたい、守る努力をしていきたいと思ったのだった。




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[ 2009/05/02 09:29 ] イタリア旅行記 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

tamaho

Author:tamaho
ドイツでの学業、
ロンドンでの会社勤めを経て、
2007年6月にパリに移住。
2007年9月に長女ピヨちゃんを出産。
2012年1月に次女ポヨちゃんを出産。
お仕事は、
展覧会の企画、運営、翻訳、サロン通訳などしつつ
まったりと育児優先。

結婚11年目の夫トナちゃんとの
共通の趣味は
料理することと、食べること!

コメントとってもお待ちしています。

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