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社会党予備選挙

フランス最大の野党社会党。

2007年の大統領選では社会党候補のセゴレヌ・ロワイヤルが49パーセントまで票を伸ばす接戦となった。

辛くも逃げ切ったニコラ・サルコジだけれど、この人が大統領の座についてから右派は負け続き。

伝統的に右派が強い上院ですら、先月末の選挙で左派に過半数をとられてしまった。


来年の大統領選では右派UMPに左派社会党が競り勝つのでは、という見方がずいぶん前から根強い。

出馬さえすれば社会党の最強候補と見られていた元IMFトップのドミニク・ストロス・カーン(DSK)が

ホテル従業員への性暴力スキャンダルに巻き込まれ、不起訴になったものの足を取られた形で出馬不能になった。

その後混迷するのではと思っていたら、DSKの前に少し陰が薄かった他の候補達が確実に人気を伸ばしている。

予備選への出馬に6人が立候補(うちひとりは厳密には社会党でない)。

たくさん出過ぎて収拾のつかない事態になるのではというUMPの期待を裏切り(?)

先月のフランス2の公開テレビ討論では6人そろってクリーンにディスカッションが行なわれ

視聴率は22パーセントを超え、社会党への期待がますますうなぎのぼりの予感。



そして日曜日の社会党予備選挙。

党内の予備選だが誰でも参加できる(参加費用1ユーロ)。

どれくらい投票者がくるか、事前の予想がつかない種類の選挙、

蓋を開けてみると250万人もが投票。

これだけでも社会党には確実な手ごたえ。


結果は前社会党書記長のフランソワ・オランドが38パーセントを超え、1位。

でも過半数を超えていないので30,67パーセント獲得で2位のマルティヌ・オブリー

(現書記長で、リール市長)とともに

第2ラウンドへ。



驚きは3位にアルノー・モントゥブールが17パーセント獲得で食い込んだこと。

まだ48歳。

脱グローバリゼーションを主張する急進左派。

討論のときの明晰で説得力ある語り口は印象的で最近とみに人気が高い。

montebourg.jpg
モンブール氏。フィガロ・サイトより。


甘いマスクで中高年(女性? 笑)にも人気。

たとえ予備選で落ちてもこの人は大きな知名度を得て、立候補のメリットは大きかったと思う。




逆にやめておけばよかったのに・・・と思っていたのは前大統領選候補だった

セゴレヌ・ロワイヤル女史。

この人は最近でしゃばればでしゃばるほど人気が落ちていくような気がする。



カリスマはあっても具体的政策が見えない、という弱点は大統領選以来改善されていない。

彼女ほどの華やかさやカリスマには欠けるが

誠実に、堅実に、そしてタフに地盤を固めていくオブリー女史に

社会党書記長選で敗れた時点でなにか悟るものはなかったのか・・・。

7パーセントにも達せず、上位3位に大きく引き離された4位という無残な結果に

さすがのロワイヤル氏もショックを隠せず、涙混じり。



Royal-en-larmes 2
涙にくれるセゴレヌ・ロワイヤル。EUROPE1のサイトより。


ここまでの惨敗は驚きにせよ、勝つつもりだったなら相当ピントがずれていた。

以前あそこまで戦えた大統領選候補として、今回は大きく構えて脇にいるべきだったのでは。

前回の大統領選で、カップル関係は破綻していながらも全面的な協力を約束してくれたオランド氏と

ガッツリ取り組んでここまで見事に負けをさらすとは。



ロワイヤル氏の4人の子の父親でもあるオランド氏は切れ者なのに、

小太りの冴えない風采で知られていたが、

新しいパートナーの美人ジャーナリストとの関係も順調。

イメージアップをねらって、減量してシャープな外見に見せることにも成功。


hollande et aubry
フランス2の討論会にて。左がオランド氏。右がオブリー氏。フィガロTVサイトより。



ロワイヤル氏にはファーストレディーの道も残されていないなんてちょっとお気の毒・・・
(もっとも本人はそんなものには全く興味がないだろうけど)。

とはいえ、第2ラウンド、

モントゥブール氏の票はオランドよりもオブリーに流れるという見方が濃厚で、

オランド氏の勝ちはまだまだ不透明だ。





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[ 2011/10/11 16:48 ] 最近のニュースから | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

tamaho

Author:tamaho
ドイツでの学業、
ロンドンでの会社勤めを経て、
2007年6月にパリに移住。
2007年9月に長女ピヨちゃんを出産。
2012年1月に次女ポヨちゃんを出産。
お仕事は、
展覧会の企画、運営、翻訳、サロン通訳などしつつ
まったりと育児優先。

結婚11年目の夫トナちゃんとの
共通の趣味は
料理することと、食べること!

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